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約260年にわたって徳川家の統治が続いた江戸時代。江戸や上方と諸国を結ぶ街道や航路が整備されると、人々の往来とともに産物が流通し、経済は活性化、衣食住すべての分野で豊かな文化が築かれました。また、鎖国政策によって独自の文化が発展し、現代において「日本文化」といわれるものの多くがこの時代に完成しました。
一方で、年中行事や季節の移ろいを大切に暮らしていた江戸の人々。自然とともに生きるエコロジーな生活も注目されています。
粋な装いや流行のおしゃれ、江戸っ子が舌鼓を打ったグルメ…この度の展示では、大都市・江戸における庶民のライフスタイルをご紹介します。



広重の浮世絵版画にみられる大胆な構図、極端なほどの遠近法、繊細な色づかい、透明感のある光、叙情的な表現は、時代や国境を越えて人々をひきつけます。
19世紀後半のヨーロッパではジャポニスムという日本美術ブームが起こります。ゴッホやモネといった印象派の画家たちは日本にあこがれを持ち、浮世絵をコレクションし、影響を受けた作品を制作しています。
この企画展では浮世絵版画の制作工程や色材を交えながら、広重のデザインに注目し、その魅力に迫ります。



風景画の絵師・広重は、その生涯で数多くの日本の名所風景を描きました。「東海道五十三次」シリーズでは宿場の町並みや旅人の姿を、「不二三十六景」「冨士三十六景」では各地から富士山を望む風景を、「六十余州名所図会」では北は東北、南は鹿児島までの風光明媚な景色を描き残しています。
見知らぬ土地へのあこがれ、グルメや名物、道中の出会いやハプニングなど、旅ならではの醍醐味は、昔も今も変わりません。広重の浮世絵を通して、日本一周の旅をお楽しみください。



夏にぴったり!の2つのテーマで浮世絵をたのしむ企画展です。
浮世絵はもともと江戸の庶民たちがたのしんだ文化。むずかしく考えずに、面白さやお気に入りを見つけながら、たのしんでご覧ください。
【怪】背筋がすっと寒くなるような幽霊、どこかユーモラスな妖怪、摩訶不思議なものがたりなど、奇奇怪怪な世界に注目します。
【Q】4択クイズに答えながら浮世絵をみていきます。浮世絵の基礎、江戸時代の暮らし、旅の様子など、さまざまなジャンルから出題します。



江戸後期は、歌川派と呼ばれる画派の絵師たちが浮世絵界をリードした時代でした。なかでも役者似顔絵の三代豊国、武者絵の国芳、名所絵の初代広重は幕末三人衆と呼ばれ、合作も多く残されています。
また初代広重が亡くなった後、弟子たちが二代広重、三代広重を襲名し、その名前は四代、五代まで受け継がれました。2026年は二代広重の生誕200年にあたります。二代広重の画業を中心に、代々の広重も紹介します。
そのほかの歌川派の浮世絵師たちを交えながら、個性豊かなそれぞれの作品や合作を展示します。



広重といえば、東海道五十三次──そうイメージする人も多いことでしょう。その始まりは、天保四年から刊行された「東海道五拾三次之内」(通称:保永堂版東海道)です。旅の情趣あふれるこのシリーズは大ヒットとなり、広重は一躍人気絵師の仲間入りをします。以降「東海道」シリーズは広重の代名詞となり、生涯で20種を超える数を描きました。
この企画展の【前期】では画題が隷書体で描かれた『隷書東海道』を、【後期】では初代広重最後の東海道シリーズ『竪絵東海道』を揃いで展示します。日本橋から京都までの旅をどうぞお楽しみください。



四季や時間の移り変わり、折々の天気の中で表情を変える自然と、そこに暮らす人々の姿を描いた歌川広重。本展では【雪】と【桜】をテーマに、日本の美しい風景をご覧いただきます。
【雪】空から舞い落ち、しんしんと降り積もる雪。雪化粧した大地に日が昇る、雪晴れの朝。和紙の地色を生かして表された雪景色は、広重の気象表現の中でもとりわけ人気のテーマです。
【桜】自然の移ろいを大切に暮らしていた江戸の人々にとって、桜や花見は特別なものでした。日本各地の桜の名所を描いた華やかな風景を展示します。

